志ん丸です。
大震災からもう1カ月が経とうとしています。
甚大な被害を被った東北地方は、いまだ混乱の中に。
いち日本人として、まことに、まことに忸怩たる想いです。
志ん丸が所属している落語協会では3月の下旬に
社団法人としての今年度の行く立て決める総会が行われました。
冒頭、現会長の小三治師匠から今震災について話がありました。
当日出席した会員からも活発な意見、それぞれの想いが述べられました。
志ん丸もペーペーの立場もわきまえず、意見、提案を述べさせて頂きました。
時間の関係で、その場での具体的な対応は決まらなかったものの
おそらくは、その場に居ました会員達の気持ちとしては
「なんとかしなくちゃいけない、何でもやりたい」
ことは共有し、確認できました。
「出来ることを、継続して」
落語協会では、ちょうど震災発生から1カ月目の4月11日から
定席を打っている寄席で、本興行の前後の時間で
「震災復興応援寄席」をやります。
鈴本演芸場を皮切りに、末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場と
10日間興業の初日と中日5日目で行います。
現在は試行錯誤の段階で、これが決まったスタイルになるかは分かりませんが
少しでも行動を起こしたいという、会員の気持ちを、三遊亭円丈、古今亭志ん輔
柳家小さん、林家正蔵各理事の師匠はじめ
金原亭世之介、古今亭志ん馬両師匠などなど、たくさんの先輩方、同輩後輩が
慣例を破って、意見を集約、また周旋し、こぎつけた「半歩」前進の「復興寄席」。
前述したように、これが決定したカタチではありません。
もっともっと前進するはずです、します。アタシも全力を尽くします。
現在「復興寄席」の決まっているのは11日(月)と15日(金)に鈴本演芸場にて
開演前の二ツ目さん方の「早朝寄席」と同じ枠で、までです。
鈴本演芸場にて
11日(月)開場 午前9時30分 10時開演
出演
柳家小三治・林家木久扇・古今亭志ん輔・林家正蔵
木戸銭1000円
そして義援金の募金活動も同時に行います。
これらの木戸銭と募金を復興のために寄付いたします。
詳しくは落語協会のホームページをご参照ください。
志ん丸も「復興寄席」をやります。
三人寄れば文殊の知恵熱
5月7日(土)
落語協会事務所2階和室にて
木戸銭:1500円 全額復興のために寄付します
志ん丸・菊太楼・小駒の古今亭反主流3人です(笑)
もちろん三題噺対決もやります!一歩でも、半歩でも前へ、前へ。
お暇な〜ら来てよね